タイ中央銀行(BOT)の報告によると、2023年12月時点で、全国の商業銀行の支店数は5489件、前年同月から196件減少した。モバイルバンキングの普及に伴い、各銀行はコスト削減のため、支店数を削減する傾向にある。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、大手6行の支店数は、クルンタイ・バンクが最多で966件(前年比29件減)。バンコク・バンク(BBL)は882件(同9件減)。カシコン・バンク(KBANK)は814件(同16件減)。サイアム商業バンク(SCB)は729件(同72件減)。アユタヤ・バンク(BAY)は604件(同28件減)。タナチャート・ミリタリー・バンク(TTB)は532件(同37件減)。
支店が増加したのは新興企業のタイ信用銀行のみで、525件(同3件増)だった。
2023年第3四半期の全商業銀行の人件費は、前四半期からわずかに上昇し、398億4300万バーツだった。全従業員数は12万4271人で、前年同期(12万5242人)から減少した。