世界の空気質を分析しているハウスフレッシュ(HouseFresh)は、1年間365日の空気室データを報告し、「世界で最も空気が良好な日が多い国」と「少ない国」を発表した。「少ない国」の9位に、タイ中部サムットプーラカーン県がランクインした。
[空気が良好な日が多い国]
1位:チューリヒ(スイス)365日
2位:パース(オーストラリア)365日
3位:レイキャビク(アイスランド)365日
4位:ウロンゴン(オーストラリア)365日
5位:シドニー(オーストラリア)365日
6位:ホノルル(アメリカ)365日
7位:ニューカッスル(オーストラリア)365日
8位:アデレード(オーストラリア)365日
9位:オークランド(ニュージーランド)365日
10位:キャンベラ(オーストラリア)365日
ハウスフレッシュによると、オーストラリアとニュージーランドの6都市を含む9都市で、365日空気が良好だった。スイスのチューリッヒとアイスランドのレイキャビクは、ヨーロッパで最も「空気の良い日」が多く、365日にわたって大気汚染が少なかった。ハワイ州ホノルルは、アメリカで最も汚染度が低かった。
[空気が良好な日が少ない国]
1位:バグダッド(イラク)0日
2位:パトナ(インド)0日
3位:ジャイプール(インド)0日
4位:カンパラ(ウガンダ)0日
5位:テヘラン(イラン)0日
6位:ガンディーナガル(インド)0日
7位:蘭州市(中国)0日
8位:エスファハーン(イラン)0日
9位:サムットプラーカーン(タイ)0日
10位:チャンディーガル(インド)1日
インドの主要4都市では、空気が良好な日は1年間で1日以下だった。北部の州では汚染された空気がヒマラヤ山脈とぶつかり、閉じ込められやすい地理的要因の可能性があり、特に冬季に顕著に見られるという。