タイ天然資源環境省公害管理局大気汚染対策センターが9日正午に発表した全国の大気汚染状況によると、PM2.5の平均値は1立方メートル当たり9~160マイクログラムで、北部と東北部の21カ所で1立方当たり50マイクログラムの安全基準値を超えた。同センターは、バンコク首都圏と近隣県の状況は10~16日ごろに回復すると予測。北部17県は10~11日と14~15日にかけて警戒が必要と呼びかけた。
北部で基準値を超えたのは、ラムパーン県・チエンラーイ県・ナーン県・ラムプーン県・パヤオ県・ターク県・スコータイ県・メーホンソーン県の16カ所。最も数値が高かったのはチェンマイ県のホッド郡ハーンドン町で160マイクログラム。チエンダオ郡ムアンナ町で99マイクログラムだった。
東北部ではムックダーハーン県、コーンケーン県、ウボンラーチャターニー県、ナコンパノム県、シーサゲート県で基準値を超えた。