タイ首相府のラドクラオ副報道官は10月31日、官邸で会見し、商務省が提案していた砂糖の規制製品化について、閣議決定で承認したと明らかにした。販売や購入価格が一定金額を超えないよう管理する。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
白糖の工場出荷価格は、1キログラム当たり19バーツ、精製糖は20バーツに規制する。1キログラム当たりの小売価格は、白糖24バーツ、純白糖25バーツになる。また1トン以上の砂糖を輸出する輸出業者は、商務省の事前承認を得る必要がある。
工業省は10月26日、砂糖の工場出荷価格の値上げを発表していた。今回の措置により、実際の販売価格は変わらないことになる。
規制価格より高値で販売した場合、罰金10万バーツまたは禁固5年となる。在庫に買い溜めした場合は、罰金14万バーツまたは禁固7年。
砂糖価格の規制は、プラユット政権時代に廃止されていた。昨今の砂糖価格の高騰で先月に値上げ発表があったため、再び規制対象にしたという。
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