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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2023-10-05 11:26 2023-10-05 09:26

タグ: [ サイアムパラゴン ] [ 事件事故 ]

サイアムパラゴンで銃乱射7人死傷 14歳少年を逮捕

 タイ現地時間3日午後4時10時頃、バンコクの商業施設サイアムパラゴンで、複数の銃声が聞こえる発砲事件があり、2人が死亡、5人が負傷した。警察は施設内で14歳の少年を逮捕した。マティチョン・オンラインなどタイ各メディアが報じた。

 現場はバンコクスカイトレインBTSサイアム駅に直結した人気の商業施設で、事件はM階のカバン店近くで発生。タイ政府広報局によると、4~5発の銃声が聞こえ、買い物客とスタッフが逃げ出したという。目撃情報によると、容疑者は黒い服にカーキのズボン、手袋、黒いブーツ姿だったという。

 監視カメラの映像から容疑者を発見。現場へ急行した警察が午後5時頃、3階で容疑者を確保した。容疑者は9ミリ拳銃のグロック19を所持していた。

 死亡したのは、ミャンマー人労働者と中国人観光客の女性。中国人観光客の女性は双子の母親だという。負傷者のうち2人は重症。負傷者の1人の女性は女子トイレで倒れているのが見つかり、警備員1人も被害に遭った。
 
 事態を重く見たセター首相は、午後7時20分に現場を訪れ、警察から報告を受けた。その後、負傷者が搬送された警察病院やチュラロンコン病院を訪れ、負傷者を見舞った。

 警察の発表によると、容疑者の少年は精神疾患があり、ラジャヴィティ病院で治療を受けていたが、医師の処方通りに薬を飲んでいなかったという。

 弁護士のDecha Kittiwittayanan氏は、タイの法律では容疑者が12歳以上15歳未満の場合、法律に従って処罰できないと指摘。刑法第74条に基づき、忠告または観察センターへ移送することになるという。さらに精神疾患により責任能力が無かったと認定されれば、刑法第65条に基づき罪に問われない。
 
 一方、民法では児童保護法に基づき、保護者が子供に十分な注意を払っていなかった場合は訴訟になる可能性があるという。


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