タイ商務省事業開発局(DBD)は20日、今年1~8月の国外からの直接投資の総額は、前年同期比21%増の657億9000万バーツだったと発表した。国・地域別の投資額は、日本が219億8100万バーツで首位。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
DBDのトッサポン局長によると、2位はシンガポールで139億9500万バーツ、3位は中国で118億5100万バーツ、4位は香港で53億5900万バーツ、5位はアメリカで30億7000万バーツだった。
また外国人事業法に基づき、前年同期比14%増の435件の外国投資申請を承認。国・地域別の件数は、首位は日本で99件、2位はシンガポールで72件、3位はアメリカで71件、4位は中国で31件、5位は香港で19件だった。
タイ人の雇用は前年同期19%増の4491人だった。
東部経済回廊(EEC)への投資額は、142億8300万バーツで、全体の22%を占めた。そのうち日本は62億1600万バーツ、香港は40億4600万バーツ、中国は10億5300万バーツ、その他が29億6800万バーツだった。国・地域別の件数は、日本は37件、中国は13件、香港は6件、その他は30件だった。