2026年1月のタイ輸出額は、前年同月比24.4%増の375億7310万ドル(9807億4400万バーツ)で、19カ月間連続で上昇した。昨年5月の310億4490万ドルを超えて過去最高額を更新。主要製造業が好調で、幅広く増加した。
タイラットなどの報道によると、輸入額は同29.4%増の348億7650万ドル(1兆970億バーツ)で、過去最高を更新した。貿易収支は33億340万ドル(1167億バーツ)の赤字。
石油・金・防衛関連品目を除いた輸出額は、同20.9%増。
商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)のナンタポン局長は、中国との貿易赤字と、米国との貿易黒字を抱えていると説明。対中貿易赤字は72億2380万ドルで、昨年同月の56億8740万ドルから拡大。一方、対米貿易黒字は4億7380万ドルで、昨年同月の30億7830万ドルから減少した。
人工知能(AI)技術の進化やデータセンターの影響で、電化製品、自動車・部品の高成長が続き、エレクトロニクス分野を牽引。輸出が大幅に増加した。
ドリアンやマンゴスチン、冷凍エビなどの農産物・加工食品も回復。増加した輸入は、輸出向け生産用の原材料や、資本財、機械。
市場別では、オーストラリア(97.8%増)、アメリカ(43.1%増)、中国(35.1%増)、ASEAN(29.8%増)、EU(17.8%増)、ラテンアメリカ(13.9%増)、中東(13.7%増)、日本(2.7%増)が増加。一方、CLMV(8.7%減)と南アジア(11.1%減)は減少した。