タイ・コメ輸出業者協会のチャルーン会長は、5月のコメ輸出量は前月比53.5%増の84万9807トン、輸出額は同48.9%増の157憶1000万バーツだったと明らかにした。全種類で輸出量が増加したという。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
白米の輸出量は、主要市場であるインドネシア、イラク、日本向けが好調で、前月比48.5%増の47万8632トンだった。ジャスミンライスは同16.7%増の9万2376トン。
タイ関税局のデータによると、1~5月のコメ輸出量は前年同期比26.5%増の346万7368トンで、輸出額は34.6%増の643憶2200万バーツだった。
同協会は、6月のコメ輸出量は70万トンと予測。エルニーニョ現象の影響で、コメなどの農産物の収穫量が減少する懸念から、各国の輸入業者が輸入を急ぐと分析している。
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