2月のタイ小規模ホテルの予約率が、新型コロナウイルス流行以前(2019年)を上回った。小規模ホテル向けに宿泊管理プラットフォーム(Siteminder)を提供しているLittle Hotelierタイのマネージャー、Supakrit Pansomboon 氏は13日、データベースの情報を公開し、2月1日から6日のホテル予約率が2019年比で126.1%だったと述べた。プラチャーチャート・トゥラキット(電子版)などタイ各紙が報じた。
宿泊予約の内訳は、外国人が78.6%(昨年12月75%)、タイ人21.4%(同25%)で、外国人の比率が伸びた。また昨年12月から今年1月にかけて、中国人旅行者の予約件数が41%増加したと述べた。
同氏は、大手オンライン旅行代理店の「Booking.com」や「Agoda」が2022年、タイの宿泊予約サイトで最も高い収益を上げたが、ホテルへの直接予約も重視されており、3位にランクインしたと指摘した。4位はExpedia、5位はHotelbeds、6位はTrip.com(中国)、7位はGoibibo&MakeMyTrip(インド)、8位はTraveloka、9位はWebbeds、10位はLuxury Escapesだった。
またSiteminderを介して予約したホテルの1日あたりの宿泊料金は、2022年は平均3642バーツで、2019年の平均3433バーツを上回った。