新型コロナウイルス対策本部は、13日に発表した新型コロナウイルスに感染が確認されたエジプト人男性について、14日間の強制隔離対象外だった人物で、中部ラヨーン県内のショッピングセンターなどを訪れていたことがわかったと発表した。
この男性はエジプト軍関係者で軍に従軍していたことから、現在タイ政府が行っている14日間の強制隔離が免除されていた。そのため、入国後にタイ国内を自由に行動できたことから、今回のような問題となったようだ。
同対策本部は、現在この男性のタイ国内での足取りを追っているとし、8日に入国後、9日に日帰りで中国を訪問、11日にタイから出国後、12日に国外で行った検査で陽性反応が出たと明かしている。全てウタパオ空港を利用し、ラヨーン県内のホテルに滞在していたそうだ。
またこの男性と接触があったと思われる人は、新型コロナウイルスに感染していないか医療機関で検査するよう呼びかけている。