刑事裁判所、選挙委委員3人に4年の実刑判決 刑事裁判所は25日11時過ぎ、選挙委員会委員3人を有罪と認定した上で、全員に執行猶予無しの4年間の禁固及び10年間の選挙権剥奪を命じる判決を下しました。 この判決は、民主党のターウォン副幹事長が、4月23日に行われた再選挙の際に、選挙委員会委員が権限を乱用し単独候補者選挙区で落選したタイ・ラック・タイ党所属候補が再選挙により当選できるよう便宜を図るために、新たに立候補者を募集したり、別の選挙区で落選した候補者に別の選挙区で立候補する機会を与えたとして刑事告訴していたものに対するもの。 裁判所は、ターウォン氏側が提出した証拠から、選挙委員会委員が職責を超えタイ・ラック・タイ党及び同党所属候補に対して再選挙に於いて便宜を図ったことを充分に証拠づけることができるとし、同委員会委員3人に対して4年の禁固及び10年間の選挙権剥奪を命じる判決を下しました。 (タイ時間 12:00掲載 17:00最終更新)
【解散・選挙の最新記事】
新空港調査委、スワンナプーム新国際空港の...ドーン・ムァンが利権の温床になる・・・と...タイ・ラック・タイ党の元候補が前選挙委員...タイでは表現の自由が保障されている・・・...新選挙委員長、本腰を入れて政治改革に取り...タイの地元新聞を読む