各報道によると、22日にプームヂャイ・タイ党前で発生した爆破事件に絡んで逮捕された反独裁民主主義同盟レームチャバン支部付自警組織員2人の内、デートポン・プッタヂョン容疑者が26日までに、純粋な理想の為に犯行に及んだが生命に危害を加える事までは考えていなかったと供述している事が明らかになった。
デートポン容疑者によると、爆破は政府に対して強力な打撃を加えると共に赤服軍団の関心を惹く事を意図したもので、当初は民主党本部をターゲットにしていたが、警戒が厳しかった為プームヂャイ・タイ党本部に変更したという。
尚、第11歩兵部隊近衛師団本部をターゲットにしていたと報じられている事に関しては、事実では無いと否定している。
また、共犯として浮かび上がっている僧侶を除く3人の男女の内、オーと名乗る女とは同盟のデモ隊と治安当局が睨み合いを展開していた5月18日にクローントゥーイで知り合い、またアーイと名乗る男とは、男がセンターワンの放火現場にいた時に知り合い、その後チョンブリーまで来たオーからバンコクをターゲットにした不穏な動きへの参加を持ちかけられ、共に逮捕されたガムポン・カムコン容疑者と爆破現場で重傷を負ったアネーク容疑者を誘ってオーとアーイが立案した計画に参加したと供述しているという。
1988年にパランタム党公認候補としてナコンパノム県の選挙区から出馬し落選した事があるというデートポン容疑者によると、オーとアーイは既にカンボジア領内に逃走済みだという。
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