各報道によると、第二地区警察本部は11日、バンコク副知事や民主党顧問のバンヤット・バンタッターン氏の甥でもある男性が殺害された事件に絡んで、逃走中だった24歳、40歳及び45歳の男3人をウドンターニー県内で逮捕した。
調べによると、3人は、先に逮捕された反独裁民主主義同盟の自警組織に所属する2人の男と共謀して、強制排除後に困難に晒されているバンコクやチョンブリー県シーラーチャー郡レームチャバン地区の赤服軍団を支援する目的で現金輸送車を襲撃する為に必要な車を確保する為に、当時恋人と一緒だった男性を襲い殺害し車を強奪した。
逮捕された40歳(報道により41)の男は取り調べに対して、旧ライ・ラック・タイ党幹部系財団の111番地の家財団内で地下活動や非常事態宣言解除後の情勢扇動を意図したグループの組織に向けた話し合いに参加していた際に他の2人と知り合い計画に参加した。男性殺害後ウドンターニー県内に潜伏し、時期を見て赤服軍団の地下活動開始に向け動くつもりでいたと供述しているという。
一方、24歳の男は、主犯格の男の理想や赤服軍団を支援したいとの気持ちに賛同して犯行に参加し、男に命じられて男性を射殺した。強奪した現金は赤服軍団関係者の支援や今後の活動費にあてる考えでいたが、その後意見の相違から計画から離脱していた。男性を射殺したあとに同乗していた女性を強姦し、また使用した銃は同盟のラーチャプラソン集会会場内でウドンターニーの赤服軍団向けの食堂用テントを管理していた人物に預けたと供述しているという。
* 参考
バンコク副知事の甥殺害容疑でチョンブリーの赤服ガード2人を逮捕、現金輸送車襲撃用の車を確保する為と供述
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