各報道によると、3日0:30過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内にある学校内に設置された軍の臨時駐屯地に向け2発のM79が連続して撃ち込まれ、それぞれ校舎前の路上及び学校の塀裏の池前に着弾・爆発し校舎の一部等に被害をもたらしたが、幸い人的な被害は無かった。
現場から約200m離れたゴム農園内からM79が発射されたと見られている。
一方、ヤッラー県県都内ラムヤイ地区内では2日7:30過ぎ、バイクで路上を走行中だったイスラム教徒の男性(30)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。
死亡した男性は、県都内の自動車整備工場で整備士として働く傍らで地方紙ハートヤイ・ジャーナルの記者として活動しいたとされ、また男性が記者として分離主義組織関連の何らかの情報を掴んでいたとの証言があることから、警察側は、口封じ目的の犯行の可能性もあると見て、個人的な係争の線も含めて捜査を行っている事を明らかにした。
また、県都内中心部では3日朝、小型トラックを運転中だったサテーンノーク地区内の村長(47)が、交差点で信号待ち中にバイクに乗った2人組に銃撃され病院への搬送中に死亡した。
死亡した村長は、最近村長に就任したばかりで、セールス担当として勤務している自動車販売店に向かう途上で事件に巻き込まれた。
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