30日13:30迄に確認出来た各報道によると、3月20日に発生した防衛省を狙ったRPG攻撃未遂事件に絡んで、国家警察本部のアサウィン本部長補率いる捜査チームは30日迄に、50万バーツの懸賞金をかけ行方を追っていたプラヂンブリー県(報道によりサケーオ県)ワンナムイェン署所属の元警察官であるバンティット・シッティトゥン二等巡査(43)、サムットプラガーン県警察副指揮官だった事もある警察中佐クラスの元警察官及び3人の文民の計5人の容疑者を逮捕した。
この逮捕を受け法務省特別捜査局のタリット局長は、テロ及びその他の違法集会関連での立件に向けた捜査方針を策定する為に、バンコク内の30警察署から派遣された捜査チームを招集した。
ターリット局長は、容疑者逮捕の連絡を受けているが、逮捕された容疑者が軍人なのか文民なのかは明らかにすることが出来ないと語っている。
一方、ターリット局長は、首相が(テロ関連案件の為に)2,800万バーツの予算割り当てを承認したと同盟幹部が指摘している事に関しては、機材や人件費の支出を要する治安関連案件の為に2,800万バーツが割り当てられた事は認めたが、予算は当局の支出規則に則り使用されると語り、同盟側の首相の慈悲で特別に予算が割り当てられたとする指摘を否定した。
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