24日7時過ぎ頃、パッターニー県ヤッラン郡内で33歳の灌漑局の職員男性が8歳の女児と3歳の男児を乗せバイクで走行中に、バイク2台に分乗して現れた3人組の男に銃撃され33歳の職員男性と3歳の男児が死亡するという事件が発生しました。 今回の事件の発生を受け、スダーラット・ゲーユラーパン暫定農業・協同組合大臣は同日、被害者家族に哀悼の意を表明すると共に、省から充分な補償を家族に提供する方針を明らかにしました。 また、ほぼ同時刻にナラーティワート県ランゲ郡内で、村自警組織に所属する57歳のイスラム系住民男性が家の裏に潜んでいた人数不明の一味によるM16ライフルの乱射を受け重傷を負うという事件が発生しました。 当局側は、男性が当局側に一味に関する情報を度々提供していた事が事件の背景にあると見ているようです。また、当局側は使用されたM16が2004年1月4日に同県ヂョアイローン郡内の基地内から強奪されたものである可能性もあるとして調査している事を明らかにしています。
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