プーヂャッカーン紙(オンライン)及びネーション系のタイ語速報によると、21日バンコクのバーンケー区内の路上で、19歳の女性をナイフで脅した上で1バーツ重量の金製ネックレスや携帯電話等を強奪した容疑で31歳と36歳の2人組の男が、たまたまバイクの取締作業中だった警察官に取り押さえられるという事件が発生した。
被害にあった女子大生は、1日前に付近にあるアパートに引っ越してきたばかりだったという。
調べによると、女子大生が歩道橋近くの路上を歩行中に31歳の男が後ろから首にナイフを突き付けながら金製のネックレス等を強奪し、待たせてあった36歳の男が運転するバイクに乗って逃走しようとしたが、女性の悲鳴を聞きつけた一般人から通報を受けたバイクの取締作業中だった2人組の警察官が、右側車線を走行中だった10輪トラックを車線変更させ進路を塞ぎ検問を突破しようとした犯人2人組を取り押さえた。
バイクの運転役だった36歳の男は取り調べに対して、エイズを患っており次回の診察の際に保険適用外の治療薬を処方され、自分で薬品代を支払わなければならなくなるおそれがあった為、バイタク運転手だった時代に同僚だった31歳の男と相談し薬品代捻出の為に犯行を思い立ったと供述しているという。
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