元国内治安維持部隊指令本部本部長でプゥア・タイ党党員のパンロップ・ピンマニー大将は16日、証人2人を伴い記者会見を開き、旧タイ・ラック・タイ党の解党に結びついた小政党の買収がステープ副首相が仕組んだものだった事を明らかにした。
問題の買収疑惑は、当時小政党のパタナー・チャート・タイ党がタイ・ラック・タイ党のタンマラック・イサラーングーン・ナ・アユッタヤー大将から金銭を受け取ったとされるもので、パンロップ大将によると、実際には結果として無効になった2006年4月2日の総選挙への出馬の約束と引き替えにパタナー・チャート・タイ党幹部がタンマラック大将から金銭を受け取っておらず、ステープ副首相から1人あたり1,500万バーツで雇われてタイ・ラック・タイ党を解党に追い込むためにトラップを仕掛けていたのだという。
一方、証人の1人として同席したパタナー・チャート・タイ党から立候補した人物は、防衛省内でタンマラック大将から金銭を受け取った事実が無いのはおろか同大将と面識すら無く、ステープ副首相から騙されてトラップの片棒を担がされていたと証言した。
* 記者会見の模様
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