公共保健省とコーンケーン大学は9日昼までにそれぞれ1人の新型インフルエンザ感染者の死亡を確認した。これにより、これまでに13人の新型インフルエンザ感染者が死亡した事になる。
公共保健省が確認した死亡者は、8日19:00に死亡が確認された首都圏警察本部プラカノーン署に所属する52歳の交通警察官の男性(巡査長)で、腎移植後のアレルギー治療の為に入院中に新型インフルエンザを併発していた。
また、コーンケーン大学が確認した死亡者は、マハーサラカム県内の大学併設校に通うマタヨン課程5年の男子学生で、バンコクのヂュラーロンコン大学医学部で医学関連の適性試験を受けに行った際に新型インフルエンザに感染したものと見られている。
死亡した学生はアレルギーと低血圧症の持病を持っていた。
同大学によると、死亡した学生と一緒に適性試験を受けた10人以上の学生もインフルエンザに似た症状を見せている為、現在感染疑い患者として入院措置を講じているという。
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