タイニュース速報ポータルサイトタイランド通信 タイ株　タイ経済情報

　プゥア・タイ党のスラポン・トーウィヂャックチャイヤグン氏は21日、選挙委員会が連立政権成立に関与した旧タイ・ラック・タイ党幹部のネーウィン・チットチョープ氏に対して示した"新基準"に則り、来る不信任決議案審議の参謀役としてタクシン元首相を党最高顧問に据える考えである事を明らかにした上で、選挙委員会に対して二重基準を持ち出さず自らの判断を尊重するよう釘を刺した。

　この発言は、先に選挙委員会が現在被選挙権が剥奪されているネーウィン氏が連立政権の組織に関与した事が違憲にならないとの判断を下した事を受けたもので、スラポン氏によると、この選挙委員会が示した新基準によればタクシン元首相を始めとする被選挙権を剥奪されている旧タイ・ラック・タイ党幹部111人がプゥア・タイ党と共に政治的な活動を展開しても問題は無いはずだという。
タイの地元新聞を読む