上院議員(任命制)のルゥアングライ・リーギットワタナ氏は5日、検事総局に対して、民主主義の精神に反して補欠選挙の際に候補者を意図的に擁立しなかった民主党の解党を要求する訴訟を憲法裁判所に提訴するよう要求した。
12月2日の3党に対する解党判決により欠員となった29議席を埋める為に22県内26選挙区で行われる事になった補欠選挙に民主党側が僅かに9人の候補者しか擁立しなかった背景に、3党に対する解党判決からアピシット党首の首相指名までの間に、各政党、会派、バンハーン・シルパアーチャー氏、スワット・リプタパンロップ氏、ソムサック及びアノンワン・テープスティン夫妻、アヌティン・チャーンウィーラグン氏、ネーウィン・チットチョープ氏といった被選挙権を剥奪された人物を含む下院議員では無い者との間で行われた多数派工作の際に、連立政党・会派と競合する選挙区には候補者を擁立しないとの密約が交わされていた疑惑があるという。
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