先に民主党のチュワン最高顧問及び情報当局がアピシット首相を狙った暗殺計画があると警告していた事が明るみになった事に絡んで同首相が暗殺を仄めかす脅迫電話の発信元の調査を関連当局に指示していた事が明らかになった。
アピシット首相によると、脅迫電話の多くがプリペイド式の携帯電話によるものだったが、使用された電話番号の一部が国内情勢の煽動を意図しているグループに関係するものであるとの情報があるという。
しかし、この脅迫電話によりクラビーへのプライベートでの移動以外の年末年始の公務での地方への移動を全てキャンセルせざるを得ない状況にまで追い込まれていたアピシット首相は、この脅迫に対して特に恐怖感は抱いておらず、むしろ己の力量を証明する為に特に経済問題解決の為に職務に邁進していかなければいけないという気持ちをより強く持たせてくれたと語り強気の姿勢を示している。
一方、反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、アピシット首相を狙った暗殺計画が存在するとの話は、社会からの同情を集めるために意図的に流されたデマでしかないと指摘している。
タイの地元新聞を読む