12月31日23:30過ぎ、アーントーン県ポートン郡内の貸家内で、37歳の男が妻(30)と9歳の妻の連れ子(9)を鈍器で撲殺した上で逃走するという事件が発生した。
激しく争い合う音を聞きつけた隣人(報道により親戚)が2人の遺体を発見し事件が明るみになった。
第一発見者の隣人の女性によると、遺体発見直前に連れ子の助けを求める声と妻が助けに入る声が聞こえた後に激しくぶつかり合う音が聞こえ、その後静かになったところで様子を見に男の家に向かったところ男が大急ぎで家から出てきて、バイクで逃走していったという。
隣人の女性によると、男が妻と連れ子を連れ地区内で行われていた年末年始を祝う催しへの参加を終え帰宅した22:00頃にも、飲酒を巡った激しい口論が男と妻との間で展開されていたという。
警察側は、連れ子の遺体の状況等から、男が、叫び声を上げることが出来ないように連れ子の首を絞めながら強姦しようとしていた際に、叫び声を聞いて助けに入った妻と争いになり、その場で鈍器で妻を撲殺し、更に首を絞められ意識が朦朧となっていた連れ子を強姦した上で同様に鈍器で撲殺した上で逃走したと見て、逃走先と見られる男の実家があるナコンサワン県タータゴー郡内の警察当局の協力を仰ぎながら男の行方を追っている事を明らかにした。
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