ナラーティワート県バーヂョ郡ルーボサーウォー地区内のタロマーノ村内で、昨年9月に発生した海軍関係者を狙った爆破事件の容疑者3人の逮捕に向かった国境警備警察に所属する少なくとも10人以上いると見られる警察官が容疑者等を家の外に連行する際に、住民等に取り囲まれ人質にされるという事件が発生しています。 これまでの報道によると、23日14時過ぎ頃、非常事態令施行規則に基づき逮捕状無しで3人の容疑者の逮捕に向かった約60人の警察官が、内2人の容疑者の身柄を拘束し連行しようとした際に、主に女性や子供で構成された約100人の住民等が警察の進路を塞ぎ拘束状態に置き、一時当局側との間で膠着状態が展開されたようですが、最終的に17時過ぎ頃までに住民側が当局側による逮捕目的等の説明に納得し全員が解放されているようです。 尚、容疑者3人の内1人は警察側が踏み込んだ際に逃走しているようです。 (タイ時間 18:30 掲載)
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