私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、憲法裁判所の判決によりサマック首相が失職した9日から10日にかけて18県内在住の有権者2,975人を対象に行った調査で、解散総選挙を実施するべきであると回答した者が、首相失職前に行われた時点で57.4%だったのに対して68.1%に増加していた事が明らかになった。尚、31.9%の回答者が解散総選挙を望まないと回答した。
また、その他の情勢解決手段の内連立5党の連立離脱に関しては、54.2%の賛成者が支持、45.8%が不支持と回答し、内閣総辞職に関しては、53.6%が支持、46.4%が不支持と回答した。
更に、サマック前首相が後継指名を辞退した場合に考えられるパラン・プラチャーチョン党内で最も後継首相候補として適切な人物に関しては、最も多い53.8%の回答者がスラポン幹事長の名をあげ、次いで24.3%の回答者がソムポン副党首(24.3%)の名をあげ、タクシン元首相の義弟でもあるソムチャーイ副党首の名をあげた者は12.4%という結果になった。
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