反独裁民主主義同盟は1日23:00過ぎ、民主主義市民連合が座り込み集会活動を展開している首相官邸の開放を目指し移動を開始した。
2日1:00迄に1万人前後が同盟の隊列に合流しているものと見られる。
また、2日1:00前、バイクに乗った若者を中心とした棍棒や竿状の凶器を手にした先発隊と民主主義市民連合関係者との間で激しい衝突が発生し、重傷者数名を含む多数が負傷を負ったが、その間警察側が情勢の掌握に入る場面は見られなかった。一部報道は、死亡者が出ている可能性があると報じている。
更に、衝突が発生した際に数発の銃発が聞かれ、テレビ報道でも銃声を確認する事が出来た。
同盟側は、コミュニティーラジオやタクシーの通信ネットワークを利用してタクシー運転手やロットトゥーの運転手等の合流を呼びかけており、また、官邸に向け歩を進めている隊列を先導している街宣車両上には、パラン・プラチャーチョン党所属下院議員の姿も見られた。タイPBSの報道によると、カッティヤ・サワディポン少将の姿が隊列の中で確認されたが、取材は拒否されたという。
先に連合側は、同盟の先遣隊の動員にカッティヤ少将が関与していると指摘していた。
報道映像
http://news.mcot.net/politic/inside.php?value=bmlkPTE3NjU3Jm50eXBlPWNsaXA=
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