民主党のステープ幹事長は7日、特定政党に好意的に職務を遂行する等不公正な職務遂行があったとして中央選挙委員会委員長及び3人の委員を新たに刑事告訴する方針を明らかにしました。
今回の告訴に関してステープ幹事長は、中央選挙委員会の委員長を含む4人の委員は特定政党の選挙違反行為をうやむやにしようとしているだけでなく、既に買収の事実が発覚し選挙委員下院職員及び買収に応じて候補者を小選挙区に送り込んだ小政党に対して処分が決定されているにもかかわらず買収に関与した特定政党に対する処分が一切下されていないなど、職務遂行面に於いて中立性を欠いていると指摘していました。
また、ワーサナー委員長が先の責任転嫁発言の中で小政党の買収問題に触れた際に、小政党を買収して小選挙区への候補者の送り込みを促した大政党があったとは言わずに、小政党を買収して小選挙区に送り込んだ候補者の立候補届を取り消させた大政党があったと発言したことに、民主党側が反発し同委員長を名誉毀損で訴える方向でも動いているようです。【解散・選挙の最新記事】
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