私立ランシット大学がバンコク及び地方部在住の1,410人を対象に18日から21日にかけて行った調査で、最も多い44.33%の回答者がパラン・プラチャーチョン党のサマック党首が第25代首相に指名されると回答する一方で、大半の回答者がサマック党首が首相に就任した場合は1年と政権が持たないと回答していた事が明らかになった。
更に、サマック政権下で予想される情勢に関しては、58.65%の回答者がサマック政権下で景気が好転すると回答する一方で、それを僅かに超える59.59%の回答者が政変には至らないものの首相退陣を求める要求運動が活発化し情勢が不安定になると回答し、50.89%が社会・政治情勢が悪化すると回答していた。
また、仮にチャート・タイ党のバンハーン党首やパラン・プラチャーチョン党のスラポン幹事長が次期首相に就任した場合に関しても、多くの回答者が社会・政治情勢が悪化し、退陣を求める要求活動が活発化すると回答し、またスラポン政権下では政変が起こりえると回答し、また、景気に関しては多くの回答者がスラポン政権下では景気が回復すると回答する一方で、バンハーン政権下では景気が悪化すると回答していた。
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