元内閣秘書官長のボウォンサック・ウワンナノー氏は30日、前政権時代にタクシン前首相の一存でミャンマーへの借款額が当初案の30億バーツから40億バーツに増額されていた事を明らかにした。 これは、国家毀損行為調査特別委員会内に設けられたタクシン政権時代に行われたタイ輸出入銀行によるミャンマーへの40億バーツの借款が絡む不正疑惑を調査する為の小委員会の場で明らかにされたもので、小委員会のサック委員長によると、前政権時代に閣議の協議によらず、事前にタクシン前首相の一存で借款額が増額された上で閣議承認にかけられていた事を裏付ける、不正の解明を進めていく上で極めて有用な証言や関連資料をボウォンサック氏から得ることが出来たという。
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