社会開発・人間の安全保障省のポンデート副大臣は21日、同省次官のワンロップ・プローイタプティム氏を19日付けで首相府付きに更迭し、チャーンユット・コーシリノン副次官を次官代行に任命した事を明らかにした。 この更迭人事は、同省内に職位を悪用して配下の女性に浮気を迫っている不埒な高級官僚がいるとの中傷ビラが撒かれ、更に女性の権利擁護団体等が中傷ビラに関する真相解明を同省のパイブーン大臣(兼副首相)に要求した事を受け設置されたヂャラン法務省次官を委員長とする真相解明委員会の調査結果を受けたもので、異動命令を受けたワンロップ氏側も今回の異動を受け入れているという。 また、同省のパイブーン大臣(兼副首相)が閣議中に倒れた原因の一つに、本件に対する早急な解明を要求する婦人団体からの執拗な突き上げがあったとも言われていた。
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