・16日午前、パッターニー県サーイブリー郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性が何者かに銃撃され重傷。 ・16日午前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、駅前にある乗客待ち用のサーラー付近に仕掛けられていた爆発物が、線路周辺の警戒作業中だった軍用車両の通過に会わせ爆発し、隊を指揮していた一等陸曹(49)が重傷。 ・16日16:00前、パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内で、帰宅の為に乗用車を運転中だったタムボン行政機構次官(34)が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。 ・16日夕方過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内を通る幹線上に何者かが鋲を撒き、車10台前後がパンク被害を被る。これを受け、県内全域で警戒態勢が強化される。 ・16日22:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、41歳のイスラム系住民男性がモスクでの礼拝を終え自宅前に帰り着いたところで、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡。 ・17日午前、ヤッラー県ルゥーソ郡内で、分離主義組織側の動向に関する情報収集に向かうためにバイクで路上を走行中だった21歳の軍の諜報要員(イスラム教徒)が、バイク2台に分乗した3人組に銃撃され重傷。実行犯側は男性が所持していた拳銃を強奪し逃走。男性は近々陸軍傘下の自警組織に所属する予定だった。また男性の実兄は約3ヶ月前に分離主義組織の動向に関する情報を軍に提供したとして、一味側に銃撃され死亡していた。
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