ブンロート防衛大臣は12日、ナラーティワート県スンガイゴーロック郡内にある重要容疑者宅で行われた家宅捜索により押収された3,000万バーツ強の現金に対する捜査により、北部地方の大物麻薬組織との麻薬取引によって得られた収益が南部国境三県域内に於ける一連の不穏な動きに関与している組織に提供されていた疑いが極めて濃くなった事を明らかにした。 同大臣によると、大量の現金の発見押収に繋がった今回の家宅捜索は、北部地方で行われた麻薬取締によって押収された名簿から家主の名が浮かび上がり行われたもので、また現在マレーシア領内に逃走中だと伝えられている家主の男は、南部地方に於ける大物麻薬密売人の1人であると共に分離主義組織と関係している人物である事が判明しているという。
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