ブンロート防衛大臣は20日朝、最終的にスラユット首相の裁量に委ねられると断った上で、9月末で陸軍司令官を退官するソンティ国家安全保障評議会議長の安全保障事項担当副首相への就任を後押しする意向を明らかにした。但し、同議長の副首相就任に関する話はこれまで一度も当人や政府との間で行われていないという。
また、ブンロート防衛大臣は、既に安全保障事項を担当し政府との合同協議にも参加しているソンティ議長の安全保障担当副首相への就任を国民も受け入れるとの考えを示した。 一方、陸軍副司令官のアヌポン・パオヂンダー大将を次期陸軍司令官に据える人事を決定した事に関しては、アヌポン大将は中庸且つ他人との間で対立を引き起こすことがない極めて陸軍司令官という職に相応しい人物であるとした上で、今回の人事は現在の政治情勢を考慮した上でのものだった事を明らかにした。 * ソンティ議長が退官後にピタック・チャート党(国家保護党)の結党に参画するのではないかとの報道もあります。【Coup D'etatの最新記事】
タイの地元新聞を読む