首都圏警察本部は2日、麻薬密売の容疑でバンコクのバーンケーン区内在住の36歳(報道により35歳)の女を逮捕し、ヤーバー16万錠やアイス175グラム、末端価格にして5,000万バーツ強を押収した。 今回の逮捕は、内偵結果に基づき行われた囮捜査により実現したもので、女は警察に対して押収されたヤーバーはパトゥムターニー県内にあるタラート・タイ内のオーと名乗る大物密売人から2,000錠あたり16万バーツで仕入れ、それを20万バーツで小口の密売人に卸し、客には一錠あたり300バーツで販売していた。またアイスは直接カンボジア国内で仕入れてきたと証言しているという。 これまでの調べで、女は嘗てクローントゥーイ・スラム内に居住し同地区内にある市場で豚肉の販売に従事していた頃に、友人の誘いで同地区内の超大物麻薬密売人として知られたパープ・70ライことスパープ・シーデーン被告の傘下で麻薬の密売に手を染めていた事が明らかになっていることから、警察側は、今回の逮捕を手がかりに、女が大量の麻薬を仕入れていたタラート・タイのオーなる人物やパープ・70ライ傘下を始めとする麻薬密売組織や密売人の摘発に繋げていきたいとした。
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