国家汚職防止取締委員会は28日、昨年8月21日にセントラル・ワールド・プラザ前で発生したタクシン首相(当時)支持派市民と反タクシン派市民との衝突事件に絡んで、暴行を受けた反タクシン派市民に対する保護行動を放棄し、更に特定のタクシン支持派市民による暴行行為に対する取締を放棄し放置していたなど、職務義務の遂行を怠っていた疑いが濃厚になった首都圏警察本部第一分署のマニット署長(警察少将)、同第六分署のウィニット署長(警察少将)及び同パトゥムワン署のパンロップ署長(警察大佐)を委員会に召致し事情聴取を行う方針を明らかにした。 この事件に絡んで同委員会は、これまでに衝突発生当時の現場指揮責任者だったルッティロン・テープヂャンダー警察大佐に職務遂行義務違反があったとして国家警察本部に対して階級剥奪を含む厳しい処分を下すよう勧告していた。 参考
CWP前で反タクシン派市民に暴行を振るった3人の男を刑事告訴
反タクシン派市民暴行事件の現場指揮官に解職・階級剥奪を勧告 * 因みに、この事件の3日後にタクシン首相(当時)爆殺未遂自作自演疑惑事件が発生しました。【Coup D'etatの最新記事】
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