ナコンラーチャシーマー県の警察当局は26日、23日夕方に発生した4WD車爆発事件に絡んで、爆発により死亡した男性が対立関係にあった県の高級官僚を爆殺する目的で所持していた爆発物を誤って爆発させてしまった可能性が極めて高いと見て捜査を行っている事を明らかにした。 これまでの調べで、死亡した男性は銃や爆発物をいじるのが好きな凶暴な性格で、生まれ故郷のシーサゲット県内では地元の友人等と数多くの違法な商売に手を染め、その後ナコンラーチャシーマー県内で大物古物商の女性に取り入り古物商に手を染め、更に大物高利貸しとして知られる女性に取り入り同棲するようになった事が確認されているという。 警察側によると男性は、ターゲットとなった高級官僚が学校に通っている子供連れて車で執務事務所に戻ってくる頃を見計らって父子共々爆殺するつもりで所持していた爆発物を誤って爆破させてしまった可能性が高く、また同棲していた女性は男性が女性の家屋内で行った事前工作により当局側から事件の首謀者と疑われるように仕向けられていた可能性が高いという。 参考
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