スラユット首相は25日朝放送された定例政見放送の中で、あらためて12月23日に総選挙を実施し、来年1月中に新政府が組織されるのが最も理想的な日程であるとの考えを示した。 但し、正式な総選挙実施日程に関しては、27日午後にアピチャート選挙委員会委員長と最後の詰めの協議を行った上で、同日中に発表される見通しであるとのこと。 また、総選挙後の政情に関しては、大きな変化は起こりえないとしたものの、政情を再激化するような特別な要因が存在していない限りは、民主主義のシステムにより自ずと正常化の方向に向かうとの考えを示した。 これは、タクシン前首相のノミニーと目されるサマック・スンタラウェート氏がパラン・プラチャーチョン党党首に就任した事により国内正常化が遠のいたと指摘されている事に関してコメントを求められた際に、サマック氏がタクシン前首相のノミニーか否かは国民が判断するべき事柄であるとした上で語られたもの。
【Coup D'etatの最新記事】
下院議長選出投票で連立与党の一部票がバン...国家安全保障評議会が活動を終了下院議会、副議長2人もパラン党から下院議会、ヨンユット・ティヤパイラット氏...国の事を第一に考え連立参画を決断したとバ...タイの地元新聞を読む