警察犯罪防止取締班及び警察の特殊部隊員約100人が24日夕方過ぎ、バンコクのバーンスゥー区内にある、通称タオプーン・カジノと呼ばれている大規模な闇カジノの摘発に動いたが、常連と見られる住民等による強力な妨害に遭い同日20:00過ぎ現在目的のカジノにたどり着けない事態になっている。 住民等は、警察側が所持している家宅捜索令状に具体的な番地名や家屋の所有者名が記されていない事を理由に、不当な捜査であると訴えているという。 タオプーン・カジノはこれまでにも度々摘発され、またバンコク選出の元上院議員の関与や警察との癒着が指摘されているバンコク有数の大規模な闇カジノとして知られ、また、住宅密集地という当局側の動きが容易に住民の口からカジノ主催者に伝わる「自然の要塞」の中に立地している上に、更にカジノ周辺が重厚な鉄扉で防御されているため、最も本陣への突入が難しいカジノとしても知られている。また、数年前には陸空からの大規模な急襲攻撃により摘発された事もある。
【社会の最新記事】
バイクに乗った2人組が走行中の乗用車に向...ラーマ8世橋近くで小型トラックに向けた銃...ASEAN会議場で一時緊迫、不審なバイク...マッサージ嬢をサムライ刀で惨殺した韓国人...トイレの電気を消された事に怒った飲食店の...タイの地元新聞を読む