19日午前、バンコクのパヤータイ区内にある投票所で国民投票の投票を済ませたスラユット首相は、万が一国民投票により新憲法案が廃案になった場合に代替えとしてに運用するべき過去の憲法及び暫定憲法何れについても既に準備が完了している事を明らかにした。 尚、代替え憲法の詳細については明らかにされていない。 一方、今回の国民投票の準備期間中に最もマスコミの注目を集めた重要人物の1人であるタイ・ラック・タイ会派幹部のネーウィン・チットチョープ氏は、ブリラム県県都内の投票所に夫婦で新憲法案ボイコット運動のシンボルカラーである赤いシャツを着用して現れ、記者団に対して、今回の国民投票は権力側の権力乱用行為が蔓延っていたと不快感を示した上で、仮に新憲法案が承認されたとしても過半数などという生ぬるい数字ではなく大半の有効票、若しくは2,200万票以上の賛成票を得られなかった場合は真っ当な憲法と言うことは出来ないと指摘した。
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