10日、日帰りの日程で東北地方を訪問したスラユット首相は、ブリラム県内の一部の村内で国民投票の買収が行われている事を明らかにした。 発言の中で同首相は、ブリラム県内の一部の村内で新憲法案の廃案を狙った票の買収が行われているとしたものの、広域に渡って行われているような状況ではないことから国民投票の大勢には影響を与え得ないとの考えを示した。 尚、首相によると、ガーラシン、ムクダハーン、ナコンパノム及びサコンナコン県内では、その様な行為は確認されていないという。 一方、ブリラム県の選挙委員会は10日、関係地区を統括する教育委員会に対して、旧政権関係者の票の取りまとめ役だった3人の教師を24時間以内に他の地区へ異動すると共に、他の教師を始めとする公務員との接触を禁じる措置を講じるよう勧告した。 県選挙委員会や消息筋によると、問題の3人の教師は何れも県内に強い影響力を持つネーウィン・チットチョープ氏系の元下院議員であるソーポン・サーラム氏の票の取りまとめ役という立場を悪用して買収行為の証人を脅迫したり、ラムプライマート郡内の住人に国民投票をボイコットするようそそのかしていたという。
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