旧チャート・パッタナー党系の元下院議員が中心になったラムタコーン会派改めサマーナチャン会派を率いるスワット・リプタパンロップ氏(元タイ・ラック・タイ党副党首)は5日、国民投票が行われる19日以降に同会派が中心になって進められている新党の方向性を明確にする方針を明らかにした。 スワット氏によると、新党は他の政治会派と合流して設立する可能性はあるものの、会派自体が他の政党に合流する事はあり得ないとのこと。 尚、一部報道は、元タイ・ラック・タイ党副党首でコーン・ゲーン県を中心に東北地方を地盤とするスウィット・クンギッティ氏に新党の党首就任を要請していると報じる一方で、旧セーリータム党系のピニット・ヂャルソムバット氏やスワット・リプタパンロップ氏、元商業副大臣のプリーチャー・ラオハポンチャナ氏や防衛省次官のウィナイ・パッティヤグン大将(国家安全保障評議会事務局長)がラック・チャート党の設立発起メンバーに名を連ねるのは既成事実であるとする報道もある。 ラック・チャート党は1-2-GOエアライン会長で元ライオンズクラブの会長だった事でも知られるカヂット・ハッパーナン大尉が設立発起人になって結党が進められている政党で、クーデター勢力の権力保持を画策しているとも伝えられている。
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