チャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は31日、バンコク元知事のサマック・スンタラウェート氏は、政党の党首就任に色気を見せることなく従来通りテレビ番組の出演に注力するべきであると指摘した。 この発言は、タイ・ラック・タイ会派が合流を決めたパラン・プラチャーチョン党の党首にサマック・スンタラウェート氏を据える動きを見せている事を皮肉ったもので、チューウィット氏は、タイ・ラック・タイ会派は党首に誰を据えるかよりも会派の政策を訴える事に注力するべきであると指摘した上で、党首の人選に関しては消防自動車調達汚職疑惑の渦中にある国民からの信任を得る事が難しいような高齢な人物よりも、まず人そのものの質を重視し新世代の人物から人選を進めるべきであると指摘した。 一方、民主党最高顧問のチュワン・リークパイ氏は、タイ・ラック・タイ会派側の動きはサマック氏とタクシン前首相との良好な関係が継続している事を覗わせるものであると指摘した上で、民主党側はタクシン前首相の金の力が依然影響力を保持している事を念頭に周到を旨に次期総選挙に向けた擁立候補の人選を進めるべきであると指摘した。
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