反独裁民主主義同盟は27日、前日に幹部9人が逮捕されたことに鑑み、新たに幹部代行を据え今後も活動を継続させていく方針を明らかにした。 幹部代行には、日本人社会でも良く知られているプラティープ財団の主催者で、またバンコクポスト紙のインタビューの中で反タクシン派でもあることを認めているプラティープ・インソンタム・ハタ女史、タクシン支持派のタクシー運転手団体幹部で貧困者キャラバンと合同で強力な親タクシン運動を展開したことでも知られるチンナワット・ハーブンナパート氏を始めとする8人が据えられた。 尚、幹部会議長代行に関しては依然該当者と交渉中で、決定次第アナウンスされるとのこと。 一方、同盟広報担当のセークサン・ゲーオナパヂット氏は26日夕方過ぎから開かれた集会の終了アナウンスの際に、27日開かれる集会からラームカムヘーン大学学生会議のメンバーが公式に集会に合流する事を明らかにした。 同会議副議長のウィサヌ・スクタウィー氏から直接合流の打診があったという。因みに同盟PTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、元同会議の幹部メンバー。 またセークサン氏は、幹部9人が逮捕された機会に乗じて当局側が演台の強制撤去に動くおそれがあるとして、火急の用が無い者や急いで帰る必要の無い者は演台の「見張り」作業に協力して欲しいと壇上から訴えた。
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