不敬罪疑惑で警察より出頭令状が発行されているソンティ・リムトーングン氏は11日、現在訪問中の中国国内でのスケジュールの関係で出頭期限である4月17日に出頭できないとして顧問弁護士を通じて出頭期限の延期を要請しました。 ソンティ氏にもたれている不敬罪疑惑に関しては、これまでに全国で100件以上の告発が警察に寄せられており、また11日にはタクシン暫定首相支持派の護憲団体関係者が首相官邸を訪問し、チットチャイ暫定首相代行に早急にソンティ氏に対する法的責任を追及するよう要請していました。 また、護憲団体関係者が官邸を訪問した際に、同関係者が「タクシン出て行け」と書かれたステッカーが記者室のガラス窓に張られているのを見つけ、今すぐ剥がせと要求した事からマスコミ関係者との間で小競り合いが発生し、それを受けチットチャイ暫定首相代行がマスコミ側のステッカーを貼る行動を批判したとも取れる言動を行い、マスコミの不興を買うという場面も見られていたようです。 一方、ソンティ氏が絡む不敬罪疑惑に絡んで、氏のインタビューを掲載したコム・チャット・ルゥック紙に対しても4月17日に出頭するよう命じる出頭令状が発行されていた事が明らかになっています。 ------------------------------- CCTVの番組に出演する為に中国を訪問中だったソンティ・リムトーングン氏が本日(12日)朝、タイに帰国しています。 本日中に正式に記者会見を開く予定になっているようですが、とりあえず空港で記者団に対して逃げた訳ではない、不敬罪疑惑に対しては正面から戦うと語っていたようです。 (タイ時間 10:30追記)
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