刑事裁判所は25日、警察から提出されていた反独裁民主主義同盟の幹部9人に対する逮捕状の発行の是非に関する判断を保留した上で、逮捕状の発行が申請されている9人の幹部に対して警察からの罪状開示を受けるために26日10:00にあらためて刑事裁判所に出頭するよう命じる決定を下した。 今回の決定は、自らにかけられている嫌疑に対して法廷で全面的に争う意向を示してい9人の幹部に対して逮捕状を発行する必要性は無いとの判断を受け下されたもので、この決定を受け警察側は、9人の幹部の全員または何れかが罪状開示の為に出廷する事に応じた場合には当該人に対する逮捕状の申請を撤回する方針を確認した。 一方、当日裁判所で成り行きを傍聴していた同盟幹部9人の内の1人であるウェーン・トーヂラガーン氏は、裁判所側の決定に応じ自らの潔癖を証明する為に26日に幹部全員が出頭する意向である事を確認した。 * 因みにウェーン氏は今回の決定に先立って、逮捕状が執行された場合には保釈を申請せず民主主義が戻るまで留置場に留まるとの方針を明らかにしていた同盟幹部の中で、唯一方針を撤回し同盟の活動を継続させる為に保釈を申請する意向を表明していました。同盟の決定的な弱点である層の薄さをよく物語る発言だと思います。
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