11日夜のネーション・チャンネルのニュースによると、チャート・タイ党党首のバンハーン・シルパアーチャー氏が"私用"で訪問していた日本から帰国した10日夜に、都内プラ・ピンクラーオ地区内にあるフカヒレ・レストランでタクシン暫定首相と密会していたとの噂があるようです。 尚、二人の間で交わされた会話内容に関しては不明。 因みに、バンハーン氏は11日、タクシン暫定首相が国外に出かける1-2日前に一緒にフカヒレ料理を食べに行く用意があるが、単に旧交を深めるだけで政治関係の話は一切するつもりはないと話しており、仮に密会が事実であればマスコミ側の裏をかいて密会が行われていた事になります。 また、バンハーン氏は10日に日本から到着した際には、二人でフカヒレ・レストランで食事をとるなんて話は聞いていないとマスコミに対して答えていました。 一方、バンハーン氏は、次期首相指名辞退を宣言したタクシン暫定首相に指名辞退を勧めた、所謂引導の渡し役だったのでは無いかと報道されている事に関しては、事実ではないと否定した上で、自身は単にタクシン暫定首相のみが現在の政情不安を解決できると発言し続けてきただけだと発言していました。 この件に関しては、先にチャート・タイ党のソムサック副党首がタクシン暫定首相が指名辞退宣言をするのに先だって、同日朝の時点で既にバンハーン氏が指名を辞退する事を承知していた事を明らかにしていました。
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