民主党のオンアート報道官は9日、あらためて総選挙は無効であると訴えた上で、現在不自然な形で行われている再選挙をそのまま実施することは、より国家を危機的状況に陥れる事に繋がると指摘。その上で、選挙委員会は再選挙後に予測される混乱に対して全責任を負う覚悟を持つべきであると指摘しました。 発言の中でオンアート報道官は、4月2日の投票の際に投票用紙の記帳代を他人の目に見える位置に変更した段階で既に総選挙が無効になっていたにもかかわらず、更に合法性に関する論議を経ずして新たに候補者を募り、先に落選した大政党に買収された小政党の候補者に県内の別の選挙区に再度立候補する機会を与えるなど不可解なルールで再選挙を行う事は、より情勢を悪化させるためのものでしかないと指摘していました。
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