チットチャイ暫定副首相は9日、警戒が薄くなるソンクラーン期間中を狙って麻薬類を国境地帯から密輸入しようとする動きがある事を受け、関係当局に対して国境域の警戒を強化するよう指示すると共に、特に国境方面からの車輌に対する検査を徹底するよう指示したことを明らかにしました。 一方、コンサック暫定国務大臣は、危険な10日間2日めとなった8日に全国で445件の交通事故が発生し、38人が死亡し436人が負傷を負った事を明らかにした上で、関係各局に対して飲酒運転だけでなく、定期長距離バスや小型トラックのスピードの出し過ぎや無謀運転に対する取締を強化するよう指示した事を明らかにしています。 これにより7日から二日間に731件の交通事故が発生し、68人が死亡し810人が負傷を負ったという事になります。 また、同大臣によると、飲酒・酒気帯び運転が事故原因の31.91%を占め、以下スピードの出し過ぎと続き、また、バイクによる事故が全体の83.30%を占め、次いで小型トラックが7.68%を占めるという結果になっていたようです。 一方、首都圏警察本部は管下の警察官に対して、ソンクラーン期間中の休暇申請を禁止する通達を出すと共に、5,000人の警察官を投入し都内276ヶ所に於ける検問作業を強化する方針を明らかにしていました。
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