元タイ・ラック・タイ党幹部が中心になって設立したPTV幹部のナタウット・サイグゥア氏は3日、6月24日迄の民主主義奪還を目標に掲げ集会活動を継続させる方針を明らかにした。 6月24日は、タイが立憲君主制に移行して76周年を迎える日。 また、ヂャトゥポン・プロームパン氏は、今後集会の場を「反独裁民主主義同志」(ネーオ・ルワム・プラチャティッパタイ・カップ・ライ・パデッヂャガーンを意訳)の場とし、同様にクーデターに反対する団体の集会への結集を促し1-2以内に新組織名を発表する方針を明らかにすると共に、PTVが目標に掲げている国家安全保障評議会の解体及び民主主義の奪還が達成されるまで、連日16:00からサナーム・ルワンで集会を開催する方針を確認すると共に、当面サナーム・ルワン以外での場所での集会を計画していない事を明らかにした。 しかし、ケースバイケースで国家安全保障評議会の本部が置かれている陸軍本部へのデモ行進を行う可能性に関しては否定しなかった。 一方、スリン県から来たという40人組の内の一人は、マスコミの取材に対して「オーナー(タオゲー)から4日間集会に参加するように言われて来た。宿や食事だけでなく一日あたり200バーツ貰えるので、何もしないで家にいるよりいい」と語っていたという。 * 因みに元タイ・ラック・タイ党副報道官のヂャトゥポン氏は、PTVの基準では充分に民主主義の精神に則った活動の範疇に属する集会活動を行っていた反タクシン派の民主主義市民連合を国家反逆罪で告発すると大騒ぎしていた当時のタイ・ラック・タイ党幹部の一人。
【Coup D'etatの最新記事】
下院議長選出投票で連立与党の一部票がバン...国家安全保障評議会が活動を終了下院議会、副議長2人もパラン党から下院議会、ヨンユット・ティヤパイラット氏...国の事を第一に考え連立参画を決断したとバ...タイの地元新聞を読む