ブンロート防衛大臣は9日、スラユット首相の辞任の可能性に関しては断じてないと強く否定したものの、任期全うの可能性に関しては、仮に政府側が情勢の激化の収拾に失敗した場合は、政府と国家安全保障評議会との間の了解事項に基づき政府側が責任を示すために任期内に総辞職することはあり得るとの認識を示しました。 また、現在展開されている反クーデターを標榜した集会が第二の血の五月を招来する可能性に関しては、彼らがタイの経済に損失を与えない程度まで活動を抑えることが出来る意識を持ち合わせているかにかかっているとし、また第二のクーデター発生の可能性に関しては、評議会側が回答するべき事柄であると断った上で、国家、宗教及び王室に影響を与える事が発生する事を好まない軍が状況を如何に捉え、また「結果」によってもたらされる損害とメリットを如何に認識しているかにかかっているとの考えを示していました。 参考
http://tna.mcot.net/i-content.php?clip_id=qaOVpqU=&size=256k (ビデオ 1:20頃から) * 全然関係ないですが先週のマティチョン紙だったかタイ・ポスト紙だったかに、スラユット首相が日本訪問で欠席した閣議の席上で評議会メンバーに対する30%の報酬増が決定されたことが実は「第二のクーデター」だったと皮肉混じりに書いていたコラムがありました。【Coup D'etatの最新記事】
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